引き算の美容法「肌断食」

あなたは「肌断食」という言葉を聞いたことがありますか。
おそらく、半分くらいの方は馴染みのない言葉かと思います。

一般的な洗顔やスキンケアの順序といえば、お風呂に入り、洗顔フォームで洗顔をし、そのあとすぐに化粧水や乳液、そして美容液を塗るというものです。
そして、保湿の水分やクリームはお風呂上りにお肌に塗るのが早ければ早いほど良いとされていますよね。

その流れをやめて、水・石鹸のみで洗顔して後になにも塗らないのが「肌断食」です。
洗顔後、化粧水や乳液を塗ることを無くします。
そうやって、スキンケアの引き算をすることで肌本来の力を取り戻すのが肌断食です。
実際、肌断食を試してみた口コミとして「シミが薄くなった」「肌がきめ細かくなった」「ニキビ肌が治った」といった声が挙がっています。

しかし、この肌断食は万人にとって良いとは限りません。
そこで重要なのが、自分に合った肌断食をすることです。

中でも乾燥肌の人は、肌断食を続けても肌が好転せずに、シワが増えたり、肌が砂漠のようにガサガサになってしまうケースもあるようです。
普段から乾燥を感じる人は、普段のスキンケアの代わりにワセリンなどを塗って保湿するのが良いでしょう。
乾燥はシワの原因にもなるため、ワセリンでも乾燥を感じるのならいつものスキンケアに戻していくのが賢明です。

どんなに評判が良い美容法でも、自分の肌に合わなければ意味がありません。
異常を感じたらすぐにやめるのが適切です。
各々の肌に合わせて、ストレスなくスキンケアをしていきましょう。